唯徳寺の住職です。近年はお寺と関係が薄れて生活されている方が多くおられます。
そのような方々はお寺のことがわかりにくいとおっしゃいます。三世代一緒に生活されるということもまれになり、
両親も親世代の習慣や文化を引き継いでいないということが大半となりました。
おじいさんやおばあさんの姿を日常的に見ることも難しい時代になっています。
お寺と言われても普段の暮らしから離れているし、本堂を見ることはあっても、その中に入られることはなかなかないでしょう。
多くの寺院と同じように唯徳寺の本堂も普段はひっそりとしています。
しかし、ご興味のある方がおられましたら、本堂の中に入っていただき、本堂の中がどうなっているのかわかりやすく説明致します。
浄土真宗の教えを表現するために本堂の内陣にはご本尊の阿弥陀如来像を中心に親鸞聖人の絵像や蓮如上人(れんにょしょうにん)、
教如上人(きょうにょしょうにん)、聖徳太子、七高僧の絵像があります。内陣と外陣の広さはほぼ同じです。それも理由があります。
じっくりと見てみませんか。
どうか、お気軽に声をかけていただきましたら結構です。
真宗大谷派 大阪教区第10組 唯徳寺住職 當麻円純